こんにちは、《 暮らしもこころも整える 》くらこことっと 代表の久保かをるです。
※こちらの投稿は、ご本人の了承を得て公開しております。
《ひゅうま君 その後》
片づけ(整理)が終わって、引っ越し先の新しい住居の収納をアドバイスする予定でしたが、その後、ひゅうま君との連絡は、なかなか取れなくなりました。
これは、ひゅうま君に限らず
発達凸凹の特性を強く持っている方と
時々、音信不通になることがあります。
理由は、様々だとは思いますが、
調子の悪さが原因の時もあるようです。
後に、ひゅうま君に そういう時の心境を聞いてみました。
『 調子の悪いときは、そっとしておいて貰えると助かります。
ただ、急に放っておかれると見放されたと感じるかもしれないので、
離れる時も何かしら声かけがあると悲観的にならないかもしれません。
また、調子が良くなっても、こちらからはバツが悪くて話しかけにくいので
定期的な声掛けを頂ければ、こちらからも相談しやすいです。』
春からお付き合いをさせて頂いてる
発達凸凹の主婦 N子さんも、この話にとても共感していました。
そして N子さんはご自分の事を
「結局、我がままなんですよね。」
と笑って 言ってらっしゃいました。
この時の ひゅうま君は、新しい職場での仕事が忙しくなってしまった事と
物を減らした後の引っ越しは、スムーズに進んだようで
私が行くまでもなかったようです。
これは、 嬉しいことです。
送ってくれた写真は、スッキリとしていて
特に生活するのに問題はない様子でした。
本当に困ったら、また声を掛けるでしょう。
新しい職場では「イキる発達障害」という LINEスタンプを作ったそうです。
新聞にも掲載されて、ご活躍をされています。
半年経って、久しぶりに連絡をとってみましたが、お部屋は 散らかってないそうです。
引っ越し時にかなり物を減らして
その後、物をあまり購入していないから増えていないようです。
「物が少なければ、散らからない」
このまま、キープ出来たら とても良いですね。
でも、気持ちの変化は常にあるようです。
上がったり下がったり。
それは、気候や気圧の変化による外的要因だったり、ストレスなどによる内的要因だったり、
お部屋は、そんな心の状態を反映します。
体が鉛のように重いときは、無理をしなくて良いと思います。
部屋が散らかってしまっても
一気に片づけようとしないで
とりあえず1日10分だけ
貯めてしまったゴミを捨てるとか、
本や雑誌を纏めてみるとか、
小さな片づけを毎日少しずづ行っていくことが大切なのだと思います。
今後も細く長く遠くから ひゅうま君の動向を見守っていきます。
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