放課後等デイサービス・ワンセルフはるな新築工事に携わって

(株)ワンセルフ様の放課後等デイサービス・ワンセルフはるな 新事業所が4月にオープンしました。

こちらは、支援を必要とする小学生から高校生まで子ども達の通所施設です。

子ども達が将来自立した生活を送れるようになるために、集団、個別での療育を行います。

 

くらこことっとは、基本設計と素材等の色決め等を担当させて頂きました。

 

ワンセルフ様の理念である

『最高の品質と心のこもった行動を通じて、お客様(利用者様)とその家族の笑顔と明るい未来のために貢献していきます』を軸に、計画させて頂きました。

 

くらこことっとの経営者向け整理収納コンサルティングは、様々な取り組みを行っておりますが、メソッドは一つです。

 

1.目的確認

2.素材の全部出し

3.分類・整理

4.再構築

5.実施 (発信)

 

 建築設計であってもデザインであっても環境改善であってもメソッドは同じです。

 

【竣 工】

自然豊かで、とても静かな環境です。

交通量も少ないので、安全安心です。

 

また、シンプルな外観は、清潔感と安心感があります。

 

スタッフさんからのご希望で多かったのは「明るい」「開放感」「安心感」「のびのび」というキーワードでした。

 結果、指導訓練室は、見通しの良い広々とした空間になったので目が行き届きすくなっています。

また、以前の事業所では、ロッカースペースが広く、利用者さんが使いやすようだとのご意見が多くあったので、新事業所にも採用しました。

分かりやすい環境、ストレスが少ない環境は、自立への近道になります。

 

 

 

大き目な学習室もあるので、活動をしている利用者さんと、静かに勉強したい利用者さんを分ける事も可能です。

音に敏感に反応してしまうお子さんにも配慮出来ます。

 

トイレは、車椅子でも入れる大きなトイレを含めて、3室あります。

以前は、トイレに並ぶ時間が長いとのお話もありましたので、新事業所は安心してスムーズに使用できそうです。奥には、シャワールームもあります。

 

クールダウンの為の個室もあります。

外部の音や視線を遮断して気持ちを落ち着かせるためのスペースです。

 

安全性を確保する為に 掃き出しの窓は、1か所のみになっています。

 

 

 

掃き出しの窓からは、眺望が楽しめます。

この見晴らしを気に入って、この土地を選ばれたそうです。

 

あるアメリカの研究では、自然環境の眺めがある場所にいることが、注意欠陥・多動性障害(ADHD)を持つ子どもの症状を軽減することがあると示されています。また、自然の景色が心身にリラックス効果をもたらすといわれています。

人工芝を引いて、安心安全に外遊びをできるスペースもあります。

色や素材などの違いで、ルールを明確に出来るので、境界線を作る事はとても有効です。

ワンセルフ様は、日々、勉強し、研究し、進化を続けていらっしゃいます。

一緒にお仕事をさせて頂くのは、とてもありがたい事です。

以前、新本社の計画も携わさせて頂きました。

頭の中をスッキリさせる思考整理のススメ_3 空間に繋げる