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本年もどうぞ宜しくお願い致します

この度、能登半島の地震にて被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

 

くらこことっとは、お陰様で今年で 8年目を迎えます。

昨年もお客様に恵まれ、順調にお仕事を頂き、更にはスキルアップの為の通信制大学での社会心理学と経営学の勉強をする事も出来、充実した1年でした。

 

地道に歩んでこれたのも、お仕事をくださるお客様、ご支援をしてくださる皆様、くらこことっとを支えてくれるパートナーの皆様、理解してくれている家族の存在があっての事だと大変感謝しております。

 

「たおやか」に生きる

 

時々、こんな風になりたいという言葉が浮かんできますが、昨年の後半から「たおやか」と言う言葉が頭から離れません。

 

「たおやか」とは「しなやかなようす」という意味もあるようですが「しなやか」とは、周知のとおり「美しく弾力に富む」とか「細いものがやわらかに曲がる様子」などという意味があります。

 

例えば 固い木はそれ自体が強くても、更に強い力が加わるとポッキリ折れてしまう事があります。一方、しなやかさを持つ竹は、繊細でありながら柔軟で 粘り強さがあります。そして、しっかりと根を張り地面を支えていることから、竹藪は地震に強い場所だとも言われています。

 昨今、日本に限らず、世界中で災害が発生しています。映像を見る度に、いつなんどき自分に降りかかるかも知れないという不安を感じます。

しかし、不安を感じるだけではなく、どんな心構えを持てばよいのかと考えると、やはり普段から「たおやか」に生きるという事が大切なのだと感じます。

 

最近「レジリエンス」という言葉を良く目にしますが、これも「たおやか」に通じるものだと思います。

レジリエンスとは、一般的には「弾力性、回復力、耐久性、元に戻る力や性質」といった意味を持つ言葉だと言われています。

 

生きていると様々な事があります。

内的な要因であっても外的な要因であっても、その衝撃から自分の身を守るために、強く固くなるよりも、たおやかに弾力性を持って、衝撃を受けてもポッキリ折れずに、もとに戻れる体制や心構えやさらには身体に近づけて行くことが 今後の生き方に大切なのだと私は思います。

 

くらこことっとも「たおやか」な事業である為に、今年も一歩一歩、歩んでいく所存です。