2021年10月からはじまった(株)ワンセルフ様のプロジェクトが2023年6月に終了致しました。足掛け１年と８ヶ月、計８事業所 16人のスタッフの皆さんとパンフレット作りに取り組んできました。
概要は、各福祉事業所の強みや特徴を外部に発信するためのパンフレット作りです。そして、現場のスタッフ自らが、内容を考えて作りあげる事で、自主性を育むという二次的な狙いもありました。
経営理念をベースに、プロジェクトの目的である
「利用者様に何をしてあげられるのか、そのために何を行えば良いのか考える」を何度も何度も確認しながら進めていきました。
初回には、清水社長に出席して頂き、社長の本音を始め、理念やビジョンやそのためにやるべきこと、そしてプロジェクトの目的などを丁寧に説明して頂きました。
それを受けてのスタッフさんからのフィードバックを共有して頂き、とても良いコミュニケーションの場となりました。この取り組みは、その後の様々な面において、大きく影響したと思っています。
スタッフの皆さんは、支援のプロではあるが「発信」することには 苦手さもあり、苦戦している方が多くいました。私は、たくさんの質問をして、形になっていないものを引き出すことに徹底しました。
結果、皆さんの頑張りで、各事業所それぞれの色があらわれた、素敵なパンフレットになりました。
日頃、真摯に行っている支援や思いを、そのまま言葉や画像に表しているので、とても心に響きます。
《プロジェクトを終えてスタッフの感想》
➢ 自分たちの仕事が何を目的にしているのか、具体的に明確に考えてみるいいけきっかけになりました。また、言葉や文章にしてみることで新たな気づきもたくさんありました。自分の仕事を見つめなおす、とてもいい機会になったと思っています。
➢ 4か月間でしたが、終わってみるとあっという間に思います。なかなか伝えたいことを文章にする、言葉にするのが難しく、アドバイスをいただきながら最後は素敵に仕上がりました。パンフレット作成期間は、目的等考えながら支援することもでき、良かったと思います。
➢ 最初パンフレットだなんて大それたもの作れないと正直思いました。作っている時も半分「出来ないよ」とネガティブに考える自分とは反対に、仲間の前向きさに何度も励まされてきました。同僚ともじっくり考える事が出来て、これからの支援をみんなでがんばろうと団結できたようにおもいます。
➢ 素敵なパンフレットになりとても嬉しいです。作成していくうちに、利用者様にとって、事業所はどんな存在だろう？何をしてあげられるだろう？といっぱい考えることができて、支援中に何を大事にしたいかまで考えることができました。また、出来上がったパンフレットを利用者様や御家族に見ていただくこともでき、笑顔を沢山いただくことができました。このパンフレットを作って良かった、頑張って良かったと思えました。これからもこの気持ちを忘れずに支援したいと思います。
《 理念・ビジョンへの共感 》
ワンセルフ様の社内調査の一つに「理念・ビジョンへの共感」という項目があります。
達成率は、2021年 62％、2022年 85％、2023年 91％と上昇しております。
常に様々な取り組みを行っていらっしゃるご尽力の結果だと思いますが、今回の取組がその一助となれていたなら幸いです。