お坊さんに倣う 身の回りと心の整理

《 暮らしもこころも整える 》くらこことっと 久保です。

 

身の回りを整理して 片付けを習慣化すると、こころも整い穏やかになっていきます。

 

今年の4月から半年間受講した「愛して、学んで、仕事して」女性塾Ⓡ の中で、

自分を大切にするために、自分で決めた10のメニューを毎日行うという宿題が出されました。

 

落ちてる気持ちを上げたかった私は、早速、実行し始めました。

今は、やる事の整理をし、6つのメニューに絞って毎日のルーチンとしています。

 

その中の3つのメニュー

 

▶ 瞑想

▶ 発声練習

▶ 朝一掃除機をかける

 

毎日、行っていますが「この流れ、どこかでやったなあ」と、たしか20代の頃に福井県のお寺に2〜3泊した時のことを思い出しました。

順番は曖昧ですが、朝4時に起床して、座禅、読経をした後、お掃除をする。

 

その当時、激務な毎日で心が乱れていたこともあり、その数日間だけでスッキリし心が落ち着いたのを思い出しました。

また、お寺は無駄な物は何もなく、それだけでも雑念が消えていくように感じました。

 

当時の私は、お休みになると静かな美術館や、人気の少ない所に行くことが多かったのですが、それは、自分をリセットするために、無意識に「静謐」を求めていたのだと思います。

 

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東京の光明寺の僧侶である 松本圭介さんが著書の中で、

シンプルな暮らしと、自分を見つめる時間が、忙しい毎日を送っている人には、とても大切だということをお書きになっています。

 

あまりにも多くの物や事を抱えすぎて、自分の本当に大切にしたい事、やりたい事、自分自身さえ見えなくなってしまうからです。

 

「私たちの一つひとつのお行いが そのまま、私たちのこころをつくります。

粗雑な生き方をすればこころは汚れますし、丁寧な生きかたをこころがければ、少しずつこころはきれいになるでしょう。

こころがきれいになれば、見える世界が輝きます。世界が輝けば、今より人に優しくなれます。」

 

出典:お坊さんが教える こころが整う掃除の本

 

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 ルーチンを続けて9ヶ月になりますが、「心穏やか」な状態が多くなりました。毎日の生活の中で、落ち込む事、悩む事、怒る事、悲しむ事はありますが、割と早く平穏に戻れるようになりました。

 

そして、片づけもこころの整理も 毎日続ける《習慣化》という事が、とても重要です。

 

人生は日々是修行

 

一つ一つ丁寧に生きていくことが大切なんだなと日々感じています。

 

 

書籍:お坊さんが教える こころが整う掃除の本

著者:松本 圭介 氏

出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン