· 

思春期の片づけのコツ

こんにちは 《暮らしもこころも整える》整理収納計画 くらこことっと 代表の 久保かをるです。

 

思春期の子どもの片づけの相談や依頼を受ることは、多いです。

 

なぜなら、親の言うことを聞かなくなるからです。

 

私も高校生の息子を持つ母親として、その難しさを痛感しております。

 

反抗的な態度や親の話を聞かない、ベタベタしなくなる・・・

いつの間にか、上から目線で、時には威嚇してくるなど。

 

「パパやだ、ママがいい〜」と言っていたあの可愛かった息子は何処に行ってしまったのか・・・。

 

しかし、これは全て自立の始まりです。

 

そのことを、親は寂しく思ったり、どうにかしようと思ったりしないで

「正常に親離れをしている証拠だな」と思って、ドンと構えて見守る姿勢が大切だと感じています。

 

とはいえ、わかっていながら つい強く言ってしまったり、耐えきれなくなって勝手に掃除をしてしまったり・・・というお母さんの気持ちもよーく分かります。

 

我が家の息子は、小さなころから整理整頓が苦手で、重要なプリントが届かなかったり、忘れ物が多かったり、

授業参観などで学校に行ったときに机の引き出しやロッカーを確認すると、凄いことになっていたり・・・。

 

中学までは、耐えきれずに定期的に私が掃除をしちゃってました。

 

高校生になってからは、「思春期は 程よい距離が必要」と自分に言い聞かせ、

グッとっ堪えて 手を出さないようにしていたら、床に空のペットボトルが、いくつも置いてあったり、

服が床に脱ぎ捨ててあったり・・・。

 

ハウスダストアレルギーなので、掃除機だけはまめにかけているようですが、多分、部屋の隅までは行き届いてないのだろなあと気が気ではない。

 

机の上は、物置状態。 どこで勉強しているだろう?と

 

耐えて耐えて、1年4ヶ月。

 

先日、息子がアルバイトをしたお金で買ったパソコンを置くために、ぐちゃぐちゃだった机の上を自分一人で綺麗に片付けて、カッコよくセットしてました。

部屋もスッキリ。

 

「やればできるんだ」という事と「我慢して口を出さなくて良かった」と。

 

今、ヘリコプターペアレンツなど、過干渉、過管理、過保護の親の行き過ぎた行動が危険視されています。

子育て意識が強く、責任感の強い真面目な親ほど要注意と言われています。

 

度を越した、過干渉、過管理、過保護は

 

・ストレス耐性が低い

・自己否定感を持ちやすい

・精神状態が安定せず不安になる

・自分だけで判断できない

・生活リズムを管理できない

・人より得意なことが少ない

 

以上のような傾向になりやすいそうです。

 

子ども自身に考えさせ、自発的に行動させることの重要性。

そして時には、失敗して自分で起き上がる経験をさせる事の重要性。

 

子どもの成長の為に、親は「程よい距離」と「信じて見守る」ことは、大切だと実感しまいた。

 

ご依頼を受ける、思春期のお子様たちは、親の言うことは聞かないけれど

第三者の私の言葉は受け入れてくれます。 そして、みんな素直で良い子です。

 

思春期の子ども事例はこちら