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発達凸凹ひゅうま君 No.3

※こちらの投稿は、ご本人の了承を得て公開しております。

 

《引越しサポート》

3月上旬、急遽、発達障害の特性を持つ ひゅうま君のお部屋の片づけを行う事になりましたが、実はこの時点で、住環境についての細かいヒヤリングをする事が出来ませんでした。

 

サポートする方の心的状況にもよりますが、本来なら出来る限り事前に住環境や特性、症状ついてのヒヤリングをじっくり行うのが理想です。

 

そして本人が望んでいても、別の道を薦める事もあります。

 

今回、お引っ越しまでの時間と再就職の日が近づいている為、本人のご希望で緊急にお伺いすることになりました。

 

ご家族と住んでいらっしゃる一軒家の1室ですが 和室です。

物は思ったほど多くもありませんし、ものすごく雑多と言うわけでもありませんが、敷きっぱなしのお布団に 枕元の沢山の薬やお水には、少し前まで「引きこもり」だったという形跡が感じられました。

 

それと同時に、まだ信頼関係も築けていない私を部屋に招き入れる事を決断出来たのは、再就職も決まり、心新たに頑張って行こうという気持ちと、今の状況を変えていきたいという前向きさを感じられました。

 

お部屋に入ってまず行う事は、窓を開けて空気を入れ替える事。

極々当たり前のように感じますが、実は窓を開ける事に抵抗を感じる方がいるのも現状です。

 

作業を始めましたが、エリアごとに要不要をわけて行きます。

こちらの作業は、問題なく選別していきます。

 

ただ、掃除機の音が苦手だという事で、耳栓をして頂きました。

発達障害の方で、掃除機の音が苦手な方は とても多いです。

私が経験している現場でも半分以上は、当てはまります。

 

ですが、積もり積もった埃を取り除かないわけにはいかないので、掃除機は、私担当でスイッチを入れるときは その都度「掃除機かけます」と声掛けしました。

耳栓と声掛けで心の準備が出来るだけでも、少しは緩和されるようです。

 

作業は順調に進み、デスク回りを残して

新たな住居に持っていくモノと手放すモノの仕分けが終わりました。

(デスクは宿題でご自分でやって頂く事になりました)

 

枕元には、もともとあった小さな飾り棚にお布団からも手が伸ばせるように、薬やお水をまとめて置きました。(朝、薬を飲まないと起き上がれない、活動できない事があるからだそうです)

 

約2時間半の作業を終え、次回はお引っ越ししてからの新しいお部屋でのレイアウトを行うことでお約束いたしました。

 

No.4 《ひゅうま君の感想》へつづく