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DIYで自宅の壁にザックを掛ける

こんにちは、《暮らしもこころも整える》整理収納計画 くらこことっと 代表の久保かをるです。

 

我が家は、アウトドアが大好きで スキー、登山、キャンプの道具が あります。

 

仕事がら、無駄なものは持ちすぎないよう整理していますが、登山でも日帰りだったり、泊りだったり、ちょっとしたハイキングだったりするとザックの容量を変えるので、3人家族ですが1人2つ以上持っていたりします。

(1)

6畳の洋間が納戸代わりになっていますが、ステンレスの棚に、S字フックにザックを掛けています。

 

これでは、見えにくく、取りづらく

使いたいザックがすぐに見つかりません。

 

ザックも重さがあるので、S字フックが変形してしまっているものもありました。

 

(2) 

我が家は、木造2階建て。

壁は、ごく一般的な石膏ボード (厚み12.5㎜)の上にビニールクロスで仕上がっています。

 

強度的に、このままフックを取り付けることはできません。

(3)

フックを取り付けるために、幕板を取り付けることにしました。

 

購入したもの

 

▶幕板用木材: SPF材 (パイン)

幅89㎜ × 厚み19㎜ × 長さ1820㎜…2本

▶フック:耐荷重5㎏…6個

▶下地センサー        → (4)へ

▶マルチカットビス → (11)

▶カバーキャップ     → (11)

(4)

一番 重要なのは、壁の下地探しです。

 

幕板をしっかりと固定するために、石膏ボードの内側にある柱や間柱を見つけて、そこにビスでしっかりと固定しなければ、ザックをたくさん掛けられません。

 

そこで『下地センサー』を購入しました。

壁に滑らしていくと、下地と思われるところで光ります。一般的には、図面に柱位置が記入されていますが、我が家の図面には柱位置が示されてなかったので、バランスを見て推測し、センサーを何度もあてて、慎重に調べました。

 

(5)

木材は、壁になじませた色にしたかったので、余っていたホワイトの水性塗料を塗りました。

 

容器が小さいので、コンビニでもらったスプーンですくい出して、ウエス(ぼろ布)で塗りました。

 

わざわざ、刷毛を使わなくても十分です。

 

(6)

乾いてから、ノコギリで切断しました。

 

 壁は、約3mなので、ぴったり合うように、計算して切ります。

 

幕板の端は、下地(柱)があるところに留めるため、長さを測って丁度良いところを切断しました。

(7)

4隅に、インパクトドライバーで下穴をあけます。

 

下穴とは、ビスを打つ場所にあらかじめビスより細い穴をあける事です。

 

これは、木材の割れを防ぐことと、ガイドとしてビスを真っすぐ打つことが出来ます。

 

 

(8)

下穴をあけた場所に、さらにプラスのドライバーで表面に近い部分だけ穴を大きくします。

 

座彫りと言いますが、木材の面からビスの頭の部分を飛び出さないように木材を彫り込む事です。

(9)

下地がある事を確信した四隅に、ビスを取り付けて行きます。

 

この作業は、一人では難しいので、息子に手伝ってもらいました。

 

幕板下端は、床面から1m80cmです。

スキーウエアを掛けるため、やや高めにしました。

ブルーのマスキングテープは、下地があると推測した場所です。

(10)

ジョイントの部分は、無事下地にしっかりと固定することに成功しました。

 

ビスが石膏ボードから、柱の下地に食い込むときの音や重さが分かります。

 

四隅がしっかりと固定されたので、一安心です。

(11)

石膏ボード厚みは、12.5 ㎜

材木の厚みは    19 ㎜

 

下地にしっかりと固定できるように、長さ51㎜のビスを使いました。

 

ビスの頭は、貼るだけで隠せるビスキャップを使用しました。

(12)

四隅以外の、固定部分も推測して取り付けましたが、一か所だけ推測が外れたところがありましたが、ちょうど、フックを取り付ける位置にしたので、見た目にはわかりません。

 

 

 

(13)

フックは、固定ビス部分を避け、ザックを掛けてもぶつからないギリギリのところ、45cmピッチで取り付けました。

 

取り付けは、下穴をあけてからビスを打っていきます。

(14)

幕板、フックとも、取付完了しました。

しっかりと固定されました。

 

ザックもスキーウエアもヘルメットも問題なく掛けらえます。

 

 

(15)

これなら、探しやすく、取り出しやすく、心なしかザックたちも輝いて見えます。

(かなり年季が入っている物もありますが)

 

テンションも上がります。

 

「さあ、次はどこの山に行こうかな ♪」