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雑巾を縫っただけで感動される時代

《 暮らしもこころも整える 》くらこことっと 久保です。

Stay Home が続くなか、ふと、明日、息子の登校日だと思い出した。

 

うちの息子は、小さな頃から忘れ物が多かったり、物を失くすことが多い。

 

そのくせ「なんとかなる」と思っているのか、前日準備もせず、当日バタバタすることが、何度もあった。そして、明日もそうなるだろう。

 

今は、便利になったもので、学校から親向けにメールが届き、子どものスケジュールや持ち物などを知らせてくれる。

 

その中に、「回収物、雑巾2枚」とあった。

 

雑巾だけの為に、買い物に出たくないし、まあまあ時間があるので、久々に雑巾を縫ってみようと思った。

そして「前にもこんなことあったなあ」と思い出した。

 

息子が中学校の頃だったか、やはり長期休暇のあと登校日前夜に「雑巾提出」が発覚し、慌てて、夜中、手作りの雑巾を縫った。

 

我が家には、ミシンはなく、裁縫も得意ではないので、手作り系の物は、母親や近所の得意なママにお願いしていた。

 

雑巾なら上手に縫わなくて良いので、私でも出来る。

むしろ、色付きの糸で適当に縫った方が可愛いとすら思っている。

 

しばらくして、学級だよりに

「手作りの雑巾があって、先生はとても感動した」と書いてあった。

 

こんな事で感動する先生がいるのだと逆にビックリした。

 

なんでも簡単に手に入る時代だからこその事なのでしょうね。