「懐かしい思い出」を手放してみる

《 暮らしもこころも 整える 》くらこことっと 代表 の 久保 です。

 

「思い出」って手放し難いですよね。

 

結婚して実家を出て18年になりますが「片づけの仕事」を始めて、実家にあった私の荷物は全て処分したつもりでした。

 

今年の4月に母が他界し、家を片づけていた姉から渡された LPレコード。

 

懐かしい、一番はじめてに買ったのは、小学生時代の大好きだったピンクレディのLP。

 

友達や姉妹で楽しく歌ったり、踊ったり、ピンクレディ図鑑なるものを自作して、次々変わる衣装や曲を描きとめたり、、、走馬灯のように楽しい思い出がよみがえって、直ぐに処分する気にならなくなった。

 

二週間くらい塩漬けにしてみた。

 

けれど

私の最終目標は、ダンボール箱一つだけの物を残して、あの世に旅経つ事。

 

そう考えたら、このレコードは、そのダンボール箱に入れておくほどの物なのか?

いやいや、違う。

 

じゃあ、手放そう・・・レコードって、今人気らしいから 高く売れるかも?

 

メルカリ?ヤフーオークション?

 

いやいや、それをするために、

 

・考える時間

・ネットで検索する時間

・写真を撮ったり文章を考えたりする時間

・出品する時間

・売れるかどうか気にする時間

・買いたい人とやりとりする時間

・売れたら、梱包する時間

・物を送るために郵便局やコンビニに行く時間

 

何時間かかって、いくら手に入るのだろうか?

それを考える時間も、もったいない。

 

なぜなら、私は「もっと大切なことにつかう時間」が必要だから。

 

ということで、24枚のLP を買い物ついでにリサイクルショップに持ち込みました。

(ついで…というのが重要です)

 

ビックリするくらいの安い買取金額だったけど、捨てる罪悪感を持つより「誰か欲しい人がいるかもしれない」⇒「物が活かされる」と思ったら、ずっとまし。

 

手放した後は、全くもって後悔もなく、スッキリ。

大切な「時間」を無駄に使わずに済みました。

  

時間」って貴重です。

 

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