今年の始まりは、穏やかなお正月で少しほっとしております。
私事ですが、昨年は同居の家族が旅だったり、ママ友の突然の悲しい別れがあったりと、色々と考える事がある年でした。
そこで、3つのことを決めました。
1つ目は、感謝と謝罪は 出来るだけ早く相手に伝えること
2つ目は、やりたい事は やれる時にやること
3つ目は、身の回りは 常に整理しておくと
色んな意味で悔いなく終えたいものです。
そんな気持ちもあり、年始早々、新たなチャレンジで天狗岳に登ってきました。
人生も経営も、登山に例えて考えることがあります。
登山をする為に、日頃から健康に気を付けて身体を鍛え、食事を気を付け、装備をしっかり準備し、目標を設定して、道順を確認し、天気を読んで挑む。
最近は、便利なアプリがたくさんあり、山行計画を仲間と共有したり、登った軌跡が瞬時に記録されたり、それが標準のペースと比べてどうだったとか休憩時間まで自動的に刻まれたり、そして下山後は、撮った写真を取り込んでコメントを入れて、山の仲間たちに共有することもできます。何より、自分の記録として、簡単に蓄積できるので とてもありがたいです。また、山並みの写真を撮ると、山の名前がわかったり、草花の種類を調べたかったら、瞬時に検索できます。
便利になって、身に着ける装備も進化しているものの、当然、歩くのは人の脚です。
私自身、登りは慣れないアイゼンに苦戦し、とても苦しくて苦しくて。。。
ですが、山頂という目標を思い描いて、何とか登頂したいという思いで頑張りました。
山頂は、目標であって、目的は、山の壮大な景色を楽しむこと。
目標や目的がないと、登りは、ただただ苦しいだけの険しい道のりです。
目標や目的があるから、その苦しさは「過程」になるし、なんとか乗り越えられるのだと思います。
そして、その「過程」があるからこそ、何倍も山の美しさを感じ、登頂した時に自分の脚で登って来たという自信と感動を味わえるのだと私は思います。
経営でいうと、山頂で見る景色は「経営理念」なのではないでしょう。
昨今、急激に進化する世の中で、プロセスを踏まずに一気に結果に到達することが多くになっていくと思います。
だからこそ、その真逆である、時間をかけてプロセスを踏む経験もいっそう貴重になっていくのではないかと思う今日この頃です。
今年は、一つ 区切りがつきます。
新たな世界で、新たな出会い、新たな仕事を楽しもうと思います。
2月以降は、少し余裕が出てきそうなので、仕事に限らず 、お気軽にご連絡ください。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
くらこことっと 代表 久保 かをる